2 チャンネル AD/DA コンバーター「ADI-2 Pro FS」の性能をそのままに、プレイバック専用にカスタマイズされた「ADI-2 DAC FS」がアップデート。
【製品概要】 RME 史上最高スペックを誇る 2 チャンネル AD/DA コンバーター「ADI-2 Pro FS」の性能をそのままに、プレイバック専用にカ スタマイズされた「ADI-2 DAC FS」がアップデートされます。
新しくなったリモート・コントローラー「MRC」は、スタンバイ・オン / オフ、音量、バランス、ベース / トレブル、入力選択(光デジタル、同軸、USB)、ミュート、ラウドネス・オン / オフ、B/T、EQ 用の各ボタンが搭載されています。
さらに柔軟性を高めるために 32 の機能とコマンドにアクセスできる 4 つのプログラム可能なボタンを搭載。
DAC/ ヘッドフォン・アンプ製品ではリモコンを付属しない製品も多くありますが、最適なリスニング・ポイントから立ち上がることなく手元で主要な操作を行い、音楽をお楽しみいただけます。
コンバーターには AK4493 が採用され、S/N 比が 117 dB から 120 db (123dBA)に向上。
歪みはフル・デジタル・レベルで-120 dBに到達し、すでに世界で類を見なかった低ノイズの IEM 出力は -118 dBu からさらに -120 dBu に改善されています。
アナログ XLR 出力、RCA、および IEM には 2.5 dB のヘッドルームが追加され、これにより歪みのないサンプル間のピーク制限が +4 dBFS に上昇します。
【製品特徴】 ■PCMとDSD再生 PCMは最大768kHz/32bitの再生に対応。
PCやiOSデバイスと接続してハイレゾ音源を楽しむだけでなく、SPDIFやADAT入力にデジタル出力対応機器を接続してAV機器のハブとして活用することができ、CDプレイヤー、TV、ブルーレイなどの機器を接続すればCDや映画などのコンテンツも最高の音質で楽しむことができます。
ADI-2 DACのディスプレイには、クロック・ソースやサンプル・レートを素早く確認できるステータス・バーが搭載され、音声信号や本体の情報を素早く確認可能。
付属のリモート・コントローラーを使用すれば、入力ソースの切替えをボタン1つで快適に操作できます。
DSDは最大11.2MHzの再生に対応し、様々な形でDSDをサポート。
USBやSPDIF入力からDSD信号が入力されるとDACがDSDモードに自動で切替ります。
リア・パネルのアナログ出力はDSDネイティブ再生に対応し、可聴帯域外ノイズを抑える高周波ノイズ・フィルターを搭載します。
RMEのWindows ASIOドライバーはDoPフォーマットのDSDの他に、ASIOネイティブをサポートします。
■Extreme Powerヘッドフォン出力 / IEMインイヤー・モニター出力 ADI-2 DACのヘッドフォン出力は、オーバーイヤー・ヘッドフォンからイヤモニまであらゆる種類のヘッドフォンのリファレンスとして使用可能で、最高品質のアンバンランス信号を出力します。
高/低インピーダンス・ヘッドフォンに最適化された独立2系統のドライバー回路から出力されるExtreme Powerヘッドフォン出力 (6.3mm標準) と超低ノイズIEM出力 (3.5mmミニジャック) は、接続するヘッドフォン、イヤホン、インイヤー・モニターに応じた最適な出力レベルを提供します。
■高解像度IPSディスプレイ 評価の高いRMEのDIGICheck Spectral Analyzerをベースにした「アナライザー」を採用するなど、ADI-2 DACのディスプレイは数々の便利な機能を搭載し、本体やクロック情報、オーディオ信号の表示や本体設定の操作が行えます。
画面の明るさ/色合いの変更、背景色を黒に変更(Darkモード)、LEDを全て自動消灯(AutoDarkモード)を備えるなど、用途や好みに合わせて柔軟に設定できます。
■アナログ出力とボリューム・コントロール リア・パネルのアナログ出力は、接続する機器へ最適なレベル信号を送出するための高品質アナログ・リレー回路が内蔵されており、6 dB単位で18 dBの範囲の基準レベルを切替可能。
また、出力レベルに応じて基準レベルが切替わるAuto Ref Levモードを備え、VOLUMEノブ使用時のSN比を最適化します。
RMEの42ビットTotalMixテクノロジーによるデジタル・ボリューム・コントロールは、190 dB以上の範囲で歪みが発生せず、原音を忠実に出力し、最高品質の音質を提供。
■高品質EQやプロフェッショナル・マスタリング機能を快適に操作 768 kHz対応の高品質5バンド・パラメトリックEQを搭載。
ADI-2 DACのEQは、機器による音質の差を整えたり、スピーカーやルームのキャリブレーション、またLR個別のEQ調整ができるDual EQにより、聴覚障害による左右音声のアンバランスの補正にも活躍します。
さらに、RMEインターフェイスに標準搭載されるフェーズ、モノ、ステレオ幅、M/S処理等の機能を全てのアナログ出力で使用可能。
■設定可能なラウドネス機能 ラウドネスは、周波数と音量によって変化する人間の聴覚感度を補正する機能ですが、ADI-2 DACに搭載されるラウドネスは、ボリュームを下げるにつれ補正されるベースとトレブルの最大ゲイン値を設定可能。
また各ゲインが最大に達するボリューム値も設定できます。
ユーザーの聴覚や好みに合わせて適切な設定を行うことにより、最初から機能していたのかと思うほど自然なラウドネス処理を体験することができます。
■クロスフィード・エミュレーション 標準的なスピーカーのセットアップに近い音像でヘッドフォン・モニタリングを楽しみたいと思うユーザーの要望に応えるべく、ADI-2 DACはクロスフィード機能を搭載しています。
クロスフィードは、バウアー・バイノーラル理論により高音域のステレオ幅を5段階で調整可能です。
スピーカーから出力することで適切なステレオ・イメージを作り出すアンビエンス成分は、ヘッドフォンで聴くとスピーカーとは異なる不自然なイメージで聴こえる場合がありますが、クロスフィード機能を使うことでより自然なアンビエンス感を得ることができます。
■快適なリモート操作 ADI-2 DAC FSのマルチ・リモート・コントローラー(MRC)には、スタンバイのオン/オフ、音量、L/Rバランス、ベース/トレブルのコントロール、入力選択(光デジタル、同軸、USB)、ミュート、ラウドネスのオン/オフ、ベース/トレブルのオン/オフ、EQ用のボタンが搭載され、さらに柔軟性を高めるために32の機能とコマンドにアクセスできる4つのプログラム可能なボタンを備えます。
高機能で便利なリモート・コントローラー(MRC)により、最適なリスニング・ポイントから立ち上がることなく手元で主要な操作を行い、音楽をお楽しみいただけます。
■さらなる進化を遂げたSteadyClock FS 数多くのRMEデバイスで高いクロック精度そして驚異的な低ジッターを実現する独自のクロック技術であるSteadyClockは、レコーディングやPAなど数々の現場でプロフェッショナル・ユーザーから高い支持を獲得し、RMEの哲学である「色づけしない透明なサウンド」を実現する重要な技術です。
その完成度は非常に高く、最初のSteadyClockからSteadyClock IIIまで、基本設計とそのパフォーマンスには大幅な仕様変更がされていない事がその事実を裏付けています。
内部クロックを使用した場合も外部クロックを使用した場合も同じ音質での再生が可能で、数多くのRMEデバイスでの長年に渡る動作実績により賞賛を得ているテクノロジーです。
今回ADI-2 DACのために開発された「SteadyClock FS」でもSteadyClockの基本設計とパフォーマンスはそのままに、アナログPLL回路のアップデートを行ない、DDSとPLLの両方に低位相雑音水晶発振器を参照させることによりさらなるセルフ・ジッターの抑制に成功。
SteadyClockは常にPLLモードで動作しますが、ジッターの仕様は通常マスター・クォーツ・クロック・モードでしか見られないレベルに達します。
アップデートされた回路をドライブさせる低位相雑音水晶発振器は非常に高い周波数安定度を誇り、仕様はピコ秒を超えるフェムト秒 (Femto Second) の領域に達し、そのことが「SteadyClock FS」と言うの名前の由来にもなっています。
【接続端子】 ■SPDIF入力(コアキシャル)x 1 ■ADAT または SPDIF入力(オプティカル)x 1 ■RCA アナログ・ステレオ出力(アンバランス)x 1 ■XLR アナログ・ステレオ出力(バランス)x 1 ■Extreme Power ヘッドフォン出力 x 1 ■Super Low Noise IEM(インイヤー・モニター) 出力 x 1 ■USB 2.0(USB 3.0 互換)x 1 スペック詳細はメーカーまたは国内代理店HPにてご確認ください。
楽天で購入128,000円(税込み)